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kmyblueインストール手順
共通の注意事項
必須ソフトウェアのバージョン
Ruby、ElasticSearch、ImageMagick、PostgreSQLなど必須ソフトウェアのバージョンは、本家Mastodonに準じます。リリースノートに対応する本家Mastodonバージョンが記載されていますので、本家Mastodonのリリースノートから対応するバージョンを探して調べてください。
一般的な注意事項
kmyblueは頻繁にバージョンアップを行います。
- 本家Mastodonの開発中のバージョンを平然と取り込みます
- バグが含まれていることがあります
- 特に最新コミットでは、デバッグ用コードや、
kmy.blue
本番サーバーで動作確認を行うためのコードが含まれている場合があります。ブランチの最新コミットではなく最新タグを取り込むことを強くおすすめします
ElasticSearchを使用する場合
kmyblueでは、sudachiの使用を前提としています。
下記URLより、ElasticSearchにSudachiプラグインを追加してください。
ただし辞書ファイル(sudachi dictionary archive)は手順書で指示されたパスではなく/etc/elasticsearch/sudachi
に格納してください。
https://github.com/WorksApplications/elasticsearch-sudachi
Sudachiインストール終了後、追加で/etc/elasticsearch/sudachi/config.json
に下記を記述して保存してください。system_full.dic
を使用する場合は適宜systemDict
プロパティの内容を置き換えてください。
{
"systemDict": "system_core.dic"
}
新規インストールの場合
- 本家Mastodonとセットアップ手順はほとんど一緒です。kmyblueが独自に必須ソフトウェアを追加したわけではありません。ただしkmyblueはMastodonの開発中コードを取り込んでいるので、Rubyなどのバージョンアップ作業が必要になる場合があります。Mastodon公式のセットアップ手順を盲信せず、画面の指示に従ってインストールを進めてください。CloudFlareを組み合わせてセットアップしたとき、サーバーに接続すると400が出るなどのトラブルが出ることがありますが、大抵はMastodon本家由来のトラブルだと思われるので基本サポートはしません
- ただひとつ差異があります。Gitリポジトリはこのkmyblueに向けてください。
kb_development
ブランチの最新コミットではなく、kb
で始まる最新のタグを取り込むことを強くおすすめします
本家Mastodonからのマイグレーションの場合
kmyblueから本家Mastodonに戻りたい場合もあると思いますので、必ずデータベースのバックアップをとってください。
- kmyblueのリリースノートに、kmyblueバージョンに対応した本家Mastodonのバージョンが記載されています。それを参照して、まず本家Mastodonをそのバージョンまでバージョンアップしてください
- Gitのリモートにkmyblueを追加して、そのままチェックアウトしてください
- データベースのマイグレーションなどを行ってください
sudo systemctl stop mastodon-*
bundle install
yarn install
RAILS_ENV=production bin/rails db:migrate
RAILS_ENV=production bin/rails assets:clobber
RAILS_ENV=production bin/rails assets:precompile
# ElasticSearchを使用する場合
RAILS_ENV=production bin/tootctl search deploy
sudo systemctl start mastodon-web mastodon-streaming@4000 mastodon-sidekiq